2017-07

「エリザベート」8/11マチネ

この日も熱い舞台でした。
ロビーには宝塚の生徒さんと思われる方もおられ、華やかな雰囲気でした。
新生エリザを1階席で観るのは初めてでしたが、やはり舞台が近く感じられ、ライブ感が半端なかった。どうこう言っても1階はいいですね。やっとトートの客席降りと「キッチュ」を目に収めることができました。

【主な出演】
エリザベート(花總まり)/トート(井上芳雄)/フランツ(佐藤隆紀)/ゾフィー(香寿たつき)/ルドルフ(古川雄大)/少年ルドルフ(池田優斗)/ルキーニ(山崎育三郎)






大半のキャストが感情を乗せた歌い回しに変化し、よりパワーアップしていました。この変わりようが生の舞台のすごいところだと改めて感動。井上トートのラブラブビーム全開の「最後のダンス」のおかげで、買うつもりのなかったライブCDを予約しちまいました。本当に買わないつもりだったのに。あ~あ、やっちゃった。

まずは井上トート。この前より更に深化していました。妖しげな色気も感じられるようになって、歌い方を多少ロック寄りに変えた「最後のダンス」はかなりヤバかった。

そして山崎ルキーニがガラリと変わりました。まずは外見、髪を短めにカットしオールバックに近い形で撫でつけていました。そしてちぐはぐに映った子供っぽいアドリブをひっこめ、低めの声で歌うことで、心の闇が見え隠れする深いキャラに変化していました。この暗さ、結構心地よいです。
この日、ルキーニ唯一のアドリブは「ダメ!」、「キッチュ」で客席で記念グッズを売り歩く際、1人にだけ「ダメ!」って大きな声で売るのを拒否していました。拒否られたお客様は浦井健治君だったそうです。浦井君なら、「ダメ!」っていじりたくなるのも納得。CD予約したりで、客席に着くのが遅かったので、浦井君が来ていたのは全くわかりませんでした。惜しい!!

香寿ゾフィ、最初は声が軽めで迫力不足かなと思ったけれど、やはりいろいろな場面で魅せてくれました。「皇后の勝利」で、杖で重臣達をつつくタイミングが絶妙でツボです。「M!」の「ここはウィーン」でのキュー捌きも軽やかだったから、棒術はタータンの得意技認定です。臨終の場面もいい感じに枯れていてよかった。

花ふさシシィも好調でした。井上・佐藤との二重唱もしくは三重唱でも、完全にタメをはっています。また「精神病院」での偽エリザベートとの対決も見応えがありました。そして、「夜のボート」では涙腺崩壊。

独特の雰囲気を持った古川ルドルフ。今回は完全に泣いていました。普段クールな印象なのでちょっと意外でした。そういえば、花總さんも涙を流しながらの歌っていたので、こんなところでもしっかり親子だ!と感じました。

通常カーテンコールの後、花總&井上の二人カーテンコールが2回。
井上トートは大げさな手振りのお辞儀で笑いをとっていました。
花總シシィは通常通りの優雅なお辞儀でした。

どのキャストもどんどん深化していました。この変化をもっと観た~い!
でも手持ちのチケットはもうないから、今回で見納めです。
CDを聴きながら、再演を待つことにします。

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