2017-07

「レ・ミゼラブル」5/13マチネ

今期最初で最後のレミゼです。
運良く、2階最前列を取ることができて、舞台全体を堪能することができました。

新演出になって2期目ですが、波止場やテナルディエ・インなど目に見えてわかる改編が大分ありました。

【主な出演】
ジャン・バルジャン(吉原光夫)/ジャベール(岸祐二)/ファンティーヌ(里アンナ)/エポニーヌ(笹本玲奈)/マリウス(田村良太)/コゼット(清水彩花)/テナルディエ(駒田一)/マダム・テナルディエ(谷口ゆうな)/アンジョルラス(野島直人)/ガブローシュ(與名本睦)/リトル・コゼット(新井夢乃)/リトル・エポニーヌ(上山りのん)

吉原バルジャン
吉原バルジャンの魅力だった荒削りな感じが薄まり、落ち着いた感じになっていました。なので1幕は物足りなさを感じたものの、2幕の晩年はすごくしっくりきました。

岸ジャベール
「星よ」はさすがの歌唱力でしたが、ジャベールの鬱屈した暗さがなくてどこかキャラ違いな印象でした。なので、なぜ執拗にバルジャンを追うのかが伝わりづらかったのが残念。

里ファンテ
工場から「夢破れて」への転換があっという間でびっくり。新演出だからといえばそれまでなのですが。

笹本エポ
ショートボブで!相変わらず手足が長くてカッコいい。エポニーヌの片恋に共感しやすい年齢なのでしょう、近くの学生団体エリアから一際大きな拍手が起きていました。

田村マリウス
前期の初々しささが失われないまま、歌と演技は進化していました。泉見マリウスの次に好きなマリウスです。

清水コゼット
新演出版の逞しいコゼット設定に忠実。なのでどうしても姉さん女房に見えてしまって、もにょもにょ。

駒田テナ&谷口マダム
やはり鉄板です。テナルディエ・インとバーゲンの場面でコミカルな演出が復活しましたが、むやみに小ネタを盛り込み過ぎて、とにかく駒田さんが忙しそうでした。小ネタはちらっと入るのがよろし。

感情移入できない場面もあったものの、ラストの「誰かを愛することは神様のおそばにいることだ」で涙腺決壊。天寿をまっとうしたバルジャンが神の国へ旅立つ場面は、毎度ながら清々しい気持ちになります。そして、自分はそういう最期を迎えることができる生き方ができるのか自問するのも毎度のこと。本当に深くて偉大な作品です。

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