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思いついたことをつらつらと




「レディ・ベス」5/23マチネ :: 2014/05/24(Sat)



3回目の観劇にして、やっとすとんと落ちました。自分が見慣れたからなのか、キャストが違うからなのか、理由ははっきりわかりませんが、最後にベスが玉座への階段を登って行く場面ではじわ~っときました。

今回の席は2階A列、視界を遮るものが一切なく、凝った舞台装も堪能できました。空中に浮かぶ星座のリングと盆に描かれた時計の文字盤のきれいなこと。そして照明!冒頭でスカム先生の足下に広がる星空、ミサの場面のステンドグラスなどなど、その美しさは2階じゃないとわからない。1階席と比べると音響もよかったし、2階席から観て本当によかった。

【主な出演】
レディ・ベス(花總まり)/ロビン・ブレイク(加藤和樹)/メアリー・チューダー(吉沢梨絵)/フェリペ(平方元基)/アン・ブーリン(和音美桜)/シモン・ルナール(吉野圭吾)/ガーディナー司教(石川禅)/キャット(涼風真世)/ロジャー・アスカム(山口祐一郎)/

花總ベス
宝塚の元娘役トップだけあって、しっとりと上品な佇まいでした。大人しそうでいて芯が強い、ロビンがベスのことを気になってしかたないのも納得。歌では声が出にくいところがあったけれど、芝居歌になっててベスの気持ちが伝わってきた。花總さんでもう一度観たかった。

加藤ロビン
ものすごく進化していて、観ているのが楽しかった。「誰でも歌える」でおどけて頭に手を置くうっきーポーズと、ターザンロープで捌ける際の「よいしょっと」「よ~いしょっと」という妙にじじくさい掛け声(笑)。前回の観劇ではカッコつけているそこらのお兄ちゃんという印象だったのが、今回はベスの心をほぐそうとする優しさが感じられてグッジョブ。ターザンロープも「月明かりの君」のの場面ではほとんどテラスに届きそうだったけど、月日が経ってロープワークが上達したという理解でOK?

吉沢メアリー
小柄なのに大声量。濱田めぐみさんの歌声を初めて聴いた時に似た驚きでした。ただメアリーの曲はロックやゴスペル調なので、未来メアリーの声質の方がしっくりきていたかも。

平方フェリペ
正義感と真面目さが勝っている正統派王子。こちらもありだなあ。

吉野ルナール
今日も黒かった。登場人物の中で、多分一番黒いと思う。毒入りワインを飲まされようとしているガーディナーの縋るようなアイコンを受けて、右に首をかしげる仕草が今回も抜群。ダンスもカッコいいけれど、吉野さんのこういうセンスが大好き。

石川ガーディナー
今日もいろいろ報われなかった(笑)。「ミサ」ではカッコいいのに、「ベスを消せ」やワインの場面で笑いが出てしまう悪役って・・・でもやっぱり巧い。

キャット
花總ベスと息が合っていた。元宝塚なので持っている雰囲気が同じなのかな。それにしても、着こなすのが難しい色合いの衣装をさらっと着ているあたりが、やはりすごいと思います。

山口アスカム
歌声と笑顔がめちゃくちゃ優しい。カテコでの山口さんは、いつも2階席にもまんべんなく目線を送ってくれるので、何か嬉しくなります。

【その他いろいろ】
・観ていない組合せもあるけれど、花總ベス&加藤ロビンがしっくりきた件。
・ロビンの仲間とフェリペのお付きの衆が仲良しで微笑ましい件。
・ロビンの衣装が、お寝間を除いて2パターンあったことに今頃気づいた件。
・ガーディナー猊下、今日は「しんどい」の後、小声で「その内また・・・」といいかけるもルナールに「お大事に」と封じられ瞬殺の件。

前々楽のこの回は、加藤君の千秋楽でした。カーテンコールで山口さんがやたら派手な手振りで加藤君を出迎えたので「ん?」と思っていたら、花總の紹介で理解。加藤君の挨拶の後、客電がついても、もう一度全員で舞台に出てきてくれたのですが、すぐに出てきた上手組となかなか出てこなかった下手組。なかなか姿を現さないアスカム先生以下に、花總ベスが手招きして呼んでいました。

いろいろツッコミろころありの物語でしたが、豪華な衣装と舞台装置、主役級のキャストと、本当にきらびやかな舞台でした。家に帰ったら、加藤君の挨拶の動画がすでにアップされていました。東宝の早技にびっくり。


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