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思いついたことをつらつらと




「クリエミュージカルコレクションⅢ」2/24マチネ :: 2017/02/28(Tue)
シアタークリエ「クリエミュージカルコレクションⅢ」に行ってまいりました。
「エドウィン・ドルードの謎」の"ようこそ"でスタートしたコレクション。
楽しく意外な取り合わせが盛り沢山であっという間の2時間半でした。

【主な出演】
大塚千弘/岡田浩暉/今拓哉/涼風真世/瀬奈じゅん/田代万里生/保坂知寿/吉野圭吾/山口祐一郎 他

開演前のMC担当は岡田さん。
岡田さんの一曲は 「グッバイ・ガール」の"I Think I Can Play This Part"。役者についての話から群馬弁披露までごった煮トークに、袖にいるメンバーからあれこれ茶々が入り、のっけから和みました。話し続ける岡田さんの背後を、蝋燭の火が消えないよう手を添えながら下手から上手に移動していく山口さんに客席騒然。MCが10分経過すると山口さんが登場する仕様だそうです。椅子の向きを変える大道具役として、吉野さん&田代さんも登場と豪華でした。
何気に以前の投稿を見てみたら、Ⅱの時のMCも岡田さんでした。それぞれ1回しか観ていないのに奇遇です。

山口さんが歌ったのはトート、アンジョルラス、ティアナン、ファントム。一度は観たかった生の山口ファントム。蝋燭の灯を背景にウィスパーボイスで歌う"Music of the Night"は幻想的でした(冒頭の蝋燭はファントムの伏線だったんだな)。まさかの山口アンジョもびっくり。"One Day More"のラストでは、手を突き上げたまま静止中に、口に紙吹雪が入り苦笑い。山口アンジョは赤いベストでなくラメ入り赤いちゃんちゃんこを着せてもらいお祝いしてもらっていましたが、トート、ファントムで見せた圧倒的な華は、とても還暦には見えません。

久しぶりに拝見する吉野さん。ステッキにタップ。センターで歌い踊る圭吾さんはやはりカッコいい。「帰ってきたミレディ」のイントロが始まり、手で片目を隠しロシュフォール伯爵を演じながら捌ける小技も憎い。大浦みずきさんによく似た目線と表情に心ひそかにホロリ。

"ミーマイ"を爽やかに歌い終わり「変態だ」「変態が来る」と捌ける吉野ビルと大塚サリーに続いて登場したのが、今ジャスパー。本舞台「エドウィン・ドルードの謎」での変態っぷりがあまりにツボだったので、再会できて嬉しい。一幕で歌った"マリア"との振れ幅の大きさが笑える。

保坂さんと涼風さんは、それぞれの個性によく合ったドレスを着こなされていて素敵でした。そしてあの細さであの歌声は驚異的。どんなトレーニングをされているのか。

瀬奈ミレディ、帝劇百周年のお祭り騒ぎを思い出しました。吉野さんとの"フレンドシップ"の掛け合い&ダンスが楽しかった。瀬奈婆と圭吾爺って。

大塚さんと田代さんもベテラン勢と引けをとらない抜群の安定感でした。大塚さんの"夢に見るマンダレイ"素敵でした。

ラストは「ミー&マイガール」の"ランベス・ウォーク"。大好きな曲なので嬉しかった。振り付けも懐かしかったです。上手下手に分かれて出演者全員の客席降りがあり、私は運良く通路側の席だったので、皆さんが間近を通っていきました。私の横辺りはキャストがターンする定位置らしくハイタッチをもらうのが難しかったのですが、わざわざ振り返って♪ランベスウォークのタイミングでタッチして下さった岡田さんのお優しい人柄に感激。他にもタッチしてもらったのですが、あっという間で思い出せない。キャストが交差する12列前通路は阿鼻叫喚状態のようでした。往路は時間切れで、皆さん大急ぎで舞台に駆け戻っていかれました。山口さん、吉野さんの背中が大きかったなあ。

Ⅲも楽しかったので、クリコレⅣもぜひお願いしたい。


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「クリエミュージカルコレクションⅢ」2/24マチネ :: 2017/02/24(Fri)
とりあえず一言だけ感想です。

山口トートとの再会。
山口ファントムとの出会い。

行ってよかった!

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「貴婦人の訪問-The Visit-」11/16マチネ :: 2016/11/19(Sat)
久しぶりの観劇でした。
生の舞台はやっぱり楽しいね♪

【主な出演】
アルフレッド(山口祐一郎)/クレア(涼風真世)/マチルデ(瀬奈じゅん)/マティアス(今井清隆)/クラウス(石川禅)/ゲルハルト(今拓哉)/ヨハネス(中山昇)/若い日のアルフレッド(寺元健一郎)/若い日のクレア(飯野めぐみ)他

昨年より更に深化、主要キャストの面々はベテランの底力をこれでもかと見せつけてくれて、見応え十分な舞台でした。山口さんの不思議な浮遊感、涼風さんの迫力、おじさん達の見事な芸達者ぶりは健在。

若手の寺元さんと飯野さんも安定感抜群。
今回初参加の瀬奈さんも違和感なく溶け込まれていました。

通路席だったので、客席降りした山口さんが目の前を走りぬけていきました。山口さんは大柄なのですが、重力を感じさせない軽い足取りだったのが意外でした。元々スリムな涼風さんですが、あまりに細すぎて心配になりました。「エリザ」からほぼ休みなしなので、どうぞお気をつけて。

残念だったのは、1幕冒頭の音声があまり良くなくて、今井さんの美声が堪能できなかったこと。2幕の住民集会のロングトーンはバッチリでした。

昨年と変わって、黒豹がかなりリアルな仕上がりになっていました。それとキーヨ市長は、オムツの他にぬいぐるみをクレカでお買い上げされていました。去年はオムツだけだった記憶が。何か本当にどうでもいいことばかり目がいっています。

カーテンコールは、和気藹々な雰囲気でした。禅さんと瀬奈さんが、ひげダンスで捌けていったけれど、なぜにひげダンス???



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「王家の紋章」7/22マチネ :: 2016/08/25(Thu)
「王家の紋章」を観てきました。
初演の演目にもかかわらず前売完売という凄まじい状況の中、やっと取れた2階席です。

【主な出演】
メンフィス(浦井健治)/キャロル(新妻聖子)/イズミル(平方元基)/ライアン(伊礼彼方)/ミタムン(愛加あゆ)/ナフテラ(出雲彩)/アイシス(濱田めぐみ)/イムホテップ(山口祐一郎)他
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1つ1つのエピソードが丁寧に描かれていましたが、その分進行のテンポが緩やかで、ここ一番の盛り上がりに欠けるかな。アンサンブルさんの人数も少ないので、エジプトとヒッタイトの戦いなども迫力不足。そして、ごめんなさい、ツッコミどころ満載でした。考古学を学ぶためにエジプトに留学しているのに、発掘作業途中の現場にヒールとスカートで現れてしまうキャロルに、それはないだろうと。

その他いろいろと思うところはありましたが、出演者の皆さんはすばらしくて魅せてくれました。
また、床面に映る照明ワークがとても美しくて、見惚れました。

浦井メンフィス
まずは、帝劇単独初主演おめでとうございます。足長でビジュアル再現度が半端なかったです。でも、ところどころで素の浦井君の優しさ・柔らかさが出てしまうので、もっともっとオレ様キャラを究めてほしいです。アイシスを拒絶し、去っていく時の後ろ姿は、大人で色っぽかった。

新妻キャロル
久しぶりの新妻さんでしたが、相変わらずの声量でした。キャロルってかなり面倒くさいキャラだと思うのですが、原作オタだけあって、嫌味なく演じていました。

平方イズミル
歌は相変わらずの高値安定でしたが、演技でもそこはかとない艶っぽさが感じられて、新しい一面を見た思いです。

伊礼ライアン
ライアン兄さんの難しいヘアスタイルを無難にこなしていたのがすごい。声もよく出ていて、もっと多くの場面で見たかったです。

愛加ミタムン
体の使い方がきれいでした。そして、アイシスとの女の闘いが迫力で怖いくらい。1789でオランプ演じた夢咲ねねさんの妹さんなんですね。姉妹で宝塚ってすごい!

出雲ナフテラ
美声堪能しました。出雲さんにもっと歌わせてください。

濱田アイシス
ただただ素晴らしかった。歌はもちろん、演技面でも、メンフィスへの想いが切なくて、ミタムンへの所業が帳消しになる位、魅力的でした。

山口イムホテップ
山口さんは山口さん♪キャロルの問いかけに「スフィンクス?」「ピラミッド?」と小首をかしげる間合いがかわいらしかった。

その他若者達
ルカ(矢田悠祐)、ウナス(小暮真一郎)、セチ(工藤広夢)の若者3人組がそれぞれの役柄にぴったりですてきでした。


台風直撃真っ最中のマチネ公演は、やはり空席が目立ちました。そんな中カーテンコールでは、浦井君から客席を労う挨拶がありました。「観劇は、家に帰るまでが観劇です・・・」と、どこかで聞いたことがあるフレーズで締め。一番風雨がひどい時間帯を劇場で過ごし、帰りは思ったよりスムーズに帰宅でき、ラッキーでした。

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「1789 バスティーユの恋人たち」 :: 2016/05/15(Sun)
2回目の観劇は2階席から、ということでオペラグラスを使ってみました。
客席降りは見えないものの、音響が良くて、舞台全体を見渡せる2階席の方が俄然観やすかったです。2階、最高!

【主な出演】
ロナン(小池徹平)/オランプ(夢咲ねね)/ロベスピエール(古川雄大)/ダントン(上原理生)/デムーラン(渡辺大輔)/ソレーヌ(ソニン)/アルトワ伯(吉野圭吾)/ラマール(坂元健児)/フェルゼン伯(広瀬友祐)/ペイロール(岡幸二郎)/マリー・アントワネット(凰稀かなめ)

初見のキャストについて
小池ロナン
チャキチャキした口調が、農村の子というより、下町の子みだいでした。小柄だけれど、パワーがありました。

凰稀マリー
宝塚退団後初の舞台と思えないほど、ドレス捌きがきれい。声もきれいでした。たおやかで、好みのアントワネットでした。

その他
・ラマールがとにかくカワユス!最初の場面からしてオランプを拍手で応援、それなのに報われないのって。
・バスティー脱獄後、躓いたオランプが「きゃっ」ってロナンにもたれかかる演出は、2度目でも恥ずかしかった。多分何度見ても同じ感想になりそう。
・かなりの確率で歌声がひっくり返っていた渡辺デムーラン、それはちょっと。
・アルトワ伯のマント翻し。吉野さんの体の使い方は本当にきれいだ。
・秘密警察演じるギニョールの人形は、登場人物にくりそつ。特にお目目ぱっちりなロベスピエール人形の再現度が高い。
・キャストの人形芝居がすごい。
・オペラグラスで見たら、ポリニャック伯夫人の眉がまるでシンディー・ローパーだった。「貴婦人の訪問」で若き日のクレアを演じた人と同一人物には見えない。
・ヴェルサイユを去るポリニャック伯夫人の演技が、花總さんと凰稀さんでは微妙に違う。Wキャストならでは。
・ラストで人権宣言を言い始めるロベスピエールの狂気じみた微笑みがかなり怖い。古川君、深い。

【カーテンコール】
最後の3人カテコでは、オランプがアントワネットをエスコート。二人ともニコニコでかわいかったです。



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「1789 バスティーユの恋人たち」4/27マチネ :: 2016/05/09(Mon)
日本初演の「1789 バスティーユの恋人たち」は、役者さんの熱量がストレートに伝わってくる熱い舞台でした。東宝版は、登場人物の設定変更や追加を施すことで恋愛要素を強調し、美しさを追及したという感じ。どの場面もカッコいいPVを見ているような作りのオリジナル版とは、別物として見た方がいいかなという感じでした。

【主な出演】
ロナン(加藤和樹)/オランプ(夢咲ねね)/ロベスピエール(古川雄大)/ダントン(上原理生)/デムーラン(渡辺大輔)/ソレーヌ(ソニン)/アルトワ伯(吉野圭吾)/ラマール(坂元健児)/フェルゼン伯(広瀬友祐)/ペイロール(岡幸二郎)/マリー・アントワネット(花總まり)

加藤ロナン
「レディ・ベス」のロビン以来の加藤さんですが、演技も歌もダンスも格段とうまくなっていました。この人が演じる”粗野だけど優しさを秘めた好青年”は、どストライクではまります。

夢咲オランプ
可憐だけれど芯が強いオランプにぴったり。アントワネットへの忠誠心の高さが特にツボでした。深く膝を折るお辞儀がきれい。

古川ロベスピエール
相変わらずのスタイルの良さに加え、強い目力。古川君がロベスピエールと聞いた時は、サンジュストの間違いじゃないの?と思ったものですが、作中どこかで仲間達と距離を置く独自の存在感は、ダントン達と袂を分かつことになる未来を暗示しているようなかなかの好演でした。ダンスではセンターを任され、古川君のいいところが最大限活かされていました。

上原ダントン
相変わらずの美声。踊っている上原さん初めて観たかも!

渡辺デムーラン
全編を通じていい人オーラ全開。ロナンの死の間際の早口の「ダメだ、ダメだ、ダメだ」が妙にツボ。

ソニンソレーヌ
歌唱場面では、タフでパワフルなソニンの持ち味が出ていました。

吉野王弟殿下
観ていてついクスってなる独特のセンスを封印しストレートにヒールを演じる吉野さんが新鮮。でもダンスシーンがないのが残念。華麗なマント裁きとお辞儀だけでは寂しい。

坂元ラマーヌ
思いの外歌唱シーンが多く、美声堪能しました。一方、催眠術にめちゃかかりやすいし、媚薬をスライディングして飲むし、ついついクセになるサカケンワールドでした。「三銃士」のジェイムズを思い出しました。

広瀬フェルゼン
北欧人のような体格の良さ。そして、育ちがよさそうなおっとりした雰囲気がいかにもフェルゼンぽかった。花總さんとの並びは美しくて眼福でした。

岡ペイロール
久しぶりに拝見する岡さんでしたが、圧倒的な声量と声の圧でした。そして華麗な鞭裁き、ロナンの腰にちゃんと巻き付いていすげえ。ちょっと言っちゃえ、シルエットがジャベールでした。

花總マリー
鉄板でした。「すべてを賭けて」の登場シーン、巨大なパニエのドレスを着てあの高い場所でスタンバイするのってすごい!!さすが宝塚の大階段を降り慣れただけある。でも、全体的に演技が大袈裟な気が。

【カーテンコール】
吉野さんと岡さんが一緒に出てきて眼福。吉野さんと古川君の並びも眼福。吉野さんは古川君に何を話しかけているんだろう。上手に捌ける花總さんをエスコートする岡さんが優美。
最後は加藤、花房、夢咲の3人で出てきてくれました。加藤君を真ん中に3人で手をつないで下手へ。

【その他イロイロ】
・ギロチンの使われ方が印象的。ギロチンの試作が繰り返される間、アントワネットも人として王妃として成長を遂げます。でも国王夫妻がギロチンで処刑される運命にあると知っている観客としては、時間をかけて寄り添い合うになった二人が何とも哀れでした。

「すべてを賭けて」
・youtubeで観たこの場面だけで「1789」のDVDを買ってしまった位、大大大好きな場面。アントワネットはキュートでしたが、華やかさの裏にある色恋沙汰や権謀術数が透けて見えてこなくて、私的に残念。
・秘密警察3人組の衣装の素材が・・・18世紀の物語なのだから。服地で作りましょうよ。

「パレ・ロワイヤルの隅」
・夢咲オランプのわざとらしい「た~すけ~て~~」に笑った。
・「何なんだよこの女!」って不快感があからさまな加藤ロナン。もナイス

「ロナンの牢獄」
・囚人が自力で移動させる監房の格子がしょぼすぎ。
・岡ペイロール×加藤ロナンの歌対決の緊張感。
・オランプの男装は「レディ・ベス」みたいだった。

「ジュ・ド・ポーム」
・ダンス大迫力でした。
・「そんな・・・」ルイ16世の国民議会を認めない発言に対するシトワイヤンのリアクション。弱弱しい感じで好みじゃない。

「子役」
・ルイ・ジョゼフがけなげ過ぎて泣ける。
・シャルロットは幼すぎかな。娼婦や革命家と共生する彼女のたくましさやおませさ、何よりダントンとの深い関係性がほしかった。

「その他」
・「どこでもドア」を使っているのかと思うほど、簡単に遠距離移動する登場人物達。遠隔地勤務なのにやたらアントワネットの周辺に出没するフェルゼン。王太子付なのにベルサイユとパリを頻繁に行き来するオランプ。文無しなのにあっという間にパリからサン・ドニに行けるロナン(パリ-サン・ドニ間って現代でもメトロで小1時間かかるのだが)。
・舞台とわかっていても、社会人としてどうよ?と感じてしまうこの2人。何度も任地を抜け出してアントワネットのもとに現れるフェルゼン。娘の一言で囚人の脱走に手を貸すオランプの父。

日本版についてあれこれ思うところはあるけれど、すばらしい曲の数々を肉眼で観ることができて楽しかったです。

以下、あれこれ思うところ。
オリジナル版大好きの私が感じたことを勝手に綴っていますので読まれる際にはご注意ください。

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「エドウィン・ドルードの謎」4/13マチネ :: 2016/04/20(Wed)
仕事と見舞いの毎日が続く中、以前から楽しみにしていた「エドウィンドルードの謎」を観てきました。父の病状悪化の連絡を受けて以来、不必要に体に力が入り続け辛かったのですが、笑って泣いて束の間の間リラックスすることができました。
行ってよかった。

チャールズ・ディケンズの未完の遺作がベースになっているこの舞台は、物語が未完の部分に入ると、探偵、犯人、カップル役を客席の拍手の多さや投票で決定していくという客席参加型です。またキャスト、アンサンブル問わずどの出演者にも見せ場が用意されていて、それに応える芸達者な出演者に引っ張られ、客席は大いに盛り上がりました。

【主な出演】
支配人/サップシー市長(山口祐一郎)/エドウィン・ドルード(壮一帆)/ローザ・バッド(平野綾)/ネヴィル・ランドレス(水田航生)/ヘレナ・ランドレス(瀬戸カトリーヌ)/クリスパークル牧師(コング桑田)/ジョン・ジャスパー(今拓哉)/プリンセス・パファー(保坂知寿)/ダードルズ(池田紳一)/高原紳輔(給仕/バザード) 他

「え?この人がこんなことしちゃうの?」と意外性でいっぱいのミュージカルネタのパロディ、微妙なところもあったけれど次から次へ繰り出されるギャグ、と台本とアドリブの境界がわからなくなります。

この回は、支配人の山口さん言うところの「高原伸輔特別記念公演」。
ご両親が客席にいらしているバザード役の高原さんが、362票と圧倒的多数で犯人役に選ばれました。きっかけは、PRタイムで自分ではなく高原さんを推したコングさんの一言。初めて投票で犯人に選ばれた高原さん、手錠をかけられても満面の笑みでした。この後高原さんはラストシーンのカップル(男役)にも選ばれ、相手役の保坂さんから紙吹雪をかけてもらいました。とっさの機転で、台本をちぎって紙吹雪を作った保坂さんがステキ過ぎる!そしてカーテンコール、高原さんの手をひっぱり一緒にセンターに立った山口さん。高原さんは本当に嬉しそうでした。キャストと客席で一緒に創り出したハッピーエンドに感動、保坂さんの紙吹雪を見てうるっとしてしまいした。

探偵役:平野綾
犯人役:高原紳輔
カップル役:保坂知寿、高原紳輔

【その他いろいろ】
・前説担当は横山さん&堀江さん。
・本物の芸人さんのような横山さんに注目
・遠方からのお客様探し、一番遠くから来たのはポーランドからのお客様で場内ビックリ

・終始「あの劇団」を彷彿とさせる壮さんの所作
・時々「あの劇団」を彷彿とさせる今さんの所作
→「あの劇団」風な演技だと物語がなかなか進まないので、「さっさとやって」と灰皿を投げてダメ出しする山口支配人

・カッコいい壮さん
→アンサンブルから「アンドレー」と黄色い声援
→エドウィンが死んだことにされてしまい、出番がなくなったことにブチ切れて、「「ベルばら」だって「フランス万歳!」って言いながら死んだのに」とオスカルの死に際の実演
→「プロデューサーにいい役だから口説かれたのに、これなら帝劇に出ればよかった!」って
→探偵の鬘を取ったショートボブの壮さんが美しい
→関西弁にド派手な虎柄のTシャツ&バッグと弄られまくりの元トップスター

・かつてないほど運動量の多い山口さん
→明らかにセリフ>歌
→ジャスパーとローザの会話に出てくる「モーツァルト」にいちいち反応して、赤&金のローブをなびかせ舞台を走る山口さん
→ジャスパーtの早口デュエット&ダンス
→舞台上で「車」を運転する山口さん
→ワインに毒が入っていると言いながら、ワインを飲んだ一人ひとりの横に来て「わ~っ」と両手を広げる山口さん

・カッコよく歌いつつ変態演技が楽しそうな今さん
→ローザへのレッスン中、突然白マスクをかざし「歌え、私の天使!」とエコー付でかます今さんの瞬間芸
→トテトテ走りわざとらしく「すってんころりん」とアニメ声で転んだ平野さんを真似て、山口さんから蹴りを入れられブーメランで威嚇されるる今さん
→小刻みに震える指先が(笑)

・姉御な保坂さん
→「バルタン星人のような顔」で歌うよう支配人にもオーダー
→ピンクレディーの「サウスポー」の振りで登場って?
→惚れ惚れする壮さん&保坂さんのダンスのシンクロっぷり

・歌が深化した平野さん
→「レディ・ベス」ぶりの平野さん、歌い方がすごく深くなっていた。高音がすごく出ていた
→歌はうまいけれど、パッド7枚らしい
→2幕では、自らパッドを使って自虐ネタを披露
→探偵のぶかぶかなコート姿とつけ髭がかわいい

・とにかく濃ゆすぎる瀬戸さん
→レッスンを受けたのにモノにならなかったという設定の怪しいインド舞踊
→ワインはカレーに合わない!!
→「祐一郎とバーモントカレー食べたい」

・こちらもコテコテの水野さん
→双子役だけあってこちらもコッテコテ
→わざわざ上着を脱ぎ捨てでんぐり返しをリピートする水田さん

・StarSになりたい高原さん
・スベリまくっていると評された横山さんのスケキヨ、私にはツボだった
・投票の仕方を「春一番」の替え歌で説明する女性アンサンブルの麗しいハーモニー

・探偵役はルーレットで決定
→ルーレットのコールは「パジェロ!パジェロ!」って懐かしすぎるだろ、「東京フレンドパーク」
→ルーレットにボールを投げる役のお客様がとてもきれいな女性で場内どよめき

・犯人役は客席の投票で決定
→予め配られているポストカード大の用紙から犯人にしたい出演者の番号を切り離す→投票箱を持って場内を回る女性アンサンブルさんに渡す→投票中は、犯人候補の出演者が客席を回り各自アピールのでかなり盛り上がった

・カップルは客席の拍手で決定

「この物語がみなさんの人生を、少しでも潤すことが出来たのではないでしょうか」という支配人のセリフに共感。数回にわたるカーテンコールの最後、舞台袖から片手だけ出してバイバイする支配人。





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